オフなので、いろいろと考えてみる。
私は、今年も「南」の底上げをしようと考えている。
でも、個人サポーターのチカラだけでは、
どうにもならないこともある。
埼玉スタジアムの「南」は、
ゴール裏なのに、ゴール裏ではない。
私は、ゴール裏とは、選手を奮わせる場だと思っている。
そして、6万人が一丸となってサポートできれば、
凄いムードを作れるに違いないと妄想している。
しかし、
現実は、私の理想には遠い。
要するに、棲み分けが出来ていないのだ。
断わっておくが、
私は、直ちに「南」を「北」並みに激しくしたい訳ではない。
浦和レッズに相応しいサポートを実現したいだけだ。
ホームが駒場から移った際に、
かつてのゴール裏の面々は、すべて「北」に納まった。
そして、それ以外の人たちが「南」に行った。
子供連れが多く、皆、座って観戦する。
声も出さないし、手拍子も控え目で、
そうした様子が、まるでルールのようになった。
浦和は、着々と観客動員数を増やしている。
そろそろ「南」にもサポートしたい人が集まってくる頃だ。
私は、本来のゴール裏に軌道修正すべき時期に来ていると思う。
勿論、これは1年や2年では出来ない。
少しずつ意識を切り替えていけば良いだろう。
でも、
そうなると「南」に安住している人たちの行き場がなくなる。
彼らをスタジアムから排除する必要はないのだ。
子供連れを優遇する「ファミリー席」があれば良いと思う。
料金的に安く、
(ある程度)見やすく、
わざわざ席取りをする必要がない。
こうした席を設定すれば、
おそらく「北」からも移動する人たちが出てくる。
過剰な並びや抽選の解消にも役立つはずだ。
クラブの偉い人たちには、現実を見て欲しい。
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