2008年11月22日

犬飼 秋春制に反対は「素人」

ご存知の通り、
私は、(浦和の社長時代から)犬飼氏が嫌いである。
しかし、協会の会長としては良い仕事をしていると思う。

[スポーツ報知]
シーズン移行に消極的なJリーグでは、
札幌、新潟、仙台、山形と降雪の多いクラブの代表者が出席する
「シーズン移行検討プロジェクトチーム(仮称)」の
第1回会議を12月2日に開催することを決定したが、
犬飼会長とJリーグの論争は、さらに熱くなりそうだ。
「(日本代表)岡田監督、オシムさんとも話したが、
サッカー関係者は、
みんながシーズン移行をした方がいいと考えている。
寒いから観客が来ないと考えるのはサッカーの素人。
その素人が社長をしているクラブもあるから困る。
暑い中より寒い中でプレーした方がサッカーの質は上がるから、
工夫をすれば観客を呼び込むことはできる」
犬飼会長は「10年が無理というなら11年、
11年が無理というなら12年を目標にすべき」と
不退転の決意を明かした。

札幌の観客動員数を調べてみた。



表を見れば一目瞭然だが、
(最終節を除く)今季、2万人を超えたのは
ホーム開幕の横浜戦と直近の浦和戦しかない。
ちなみに、札幌ドームの固定客席数は41,484である。

夏休みなのに1万人も集客出来ないクラブの社長は、
やはり「素人」と言われても仕方なのだろう。

夏に試合をすることで、
Jリーグの選手たちは無駄に体力を消耗し、
その蓄積が原因で、秋以降に負傷する選手が続出する。
代表クラスの選手は、さらに負担が重く、
シーズンオフも休むことが出来ない。

こんな無謀な日程を続けていたら、
有能な選手ほど実力を発揮出来ない状況に陥る。
野球のように他国に選手が流出したら、Jリーグは破綻する。

こんな簡単なことが分からない連中は、
「素人」というより「バカ」である。

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