2008年11月24日

最前列、確保できず

昨日は試合前から、思い通りにならなかった。

南の並びは、
朝7時の列整理の時点で2列目が出来てしまうほど多かった。
小さめのシートが目立ち、
不断は並ばないファミリー層が動いている様子だった。

私の並び順は、
いつもより少し後方だったが、特に慌てるものではなかった。

ほぼ定刻に開門し、それぞれが定位置を目指す。

私たちの拠点は、緩衝地帯・柵沿いの最前列だが、
この位置は、埼玉スタジアムでも一番見づらい位置で、
座っていると
北側ゴールラインでのプレーは、ほぼ分からない。
また、すぐ左側にある柵がメイン側のコーナーを
遮ってしまうこともある。

私たちは個人サポの集合体で、
いわゆる「チーム」ではないのが、
スタンディングでのサポートを基本としている。
極力、後方の座る人たちの邪魔にならないことを
心がけているつもりだ。

221ゲートを抜けて階段を下り始めた時、
私より前にいたのは、いつも周りにいる人ばかりだった。

この日の緩衝地帯の設定では、
我々の位置はゴールマウスの真裏になっていた。
見やすさとしては「最悪」の条件になるので、
少し、完全に気が緩んだ。

そんな時、最前列を横に移動する集団が現れた。
虚を衝かれ、追いつけなかった。

初めて定位置の確保に失敗した。
率直なところ、思い切り凹んだ。

何ヶ月もかけて、
南で、個人サポーターが、心置きなく応援が出来る。
そんなエリアづくりを続けてきた。

ショックだった。

席を確保したのは、子供連れのファミリー層。
我々は、3列目から5列目だった。

大旗が出せない。
この状況でスタンディングは可能か…?
いつものサポートをやって大丈夫か…?

困り果てた。

別に、席を確保したファミリー層を責める気はない。
自由席は早い者勝ちが原則である。
南では誰がどこを確保しても構わない。

ただ、いつも通りに出来ないことが残念だった。

本音としては、
あれだけ席取りに情熱があるなら、
応援のほうもちゃんとやってくれ!
…なんて言いたいが、
それは敗者の愚痴でしかない。

そんなことがあったことを残しておこうと思った。

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