浦和レッズというクラブ(フロント)は、
まるで学習能力がなくなってしまった。
前回のホーム・清水戦の際、席割りを誤り、
南ゴール裏に人が入り切れないという事態に陥った。
過去にも何度かあったことだが、
サポーターからの要望は、その都度、聞き流されてしまう。
その時も、シミスポは慌ただしく動き出した。
試合開始直前になって、
緩衝地帯への立ち入りを規制するロープを移動して、
急遽、客席を拡張した。
参照「それでも最前列へ」
普通の組織なら、改善が図られるものだが、
やはり、
昨日の横浜戦でも同じ失敗が繰り返された。
入場すると、
緩衝地帯の設定は清水戦とほぼ同じ、
今回もチケットは完売している。
…ということは、
同様に席が足りなくなることは中学生くらいの知能があれば、
誰にでも分かる。
まだ入場が始ったばかりだったが、
私は、顔見知りのシミスポに言った。
「今日は、何時頃にロープ動かすの?」
彼は苦笑いのまま言葉が出なかったが、
私は、席が広がることを確信していたので、
動かす際のリクエストをしておいた。
私たちは、最前列の緩衝地帯寄りを定位置にして、
スタンディングのサポートをしている。
選手に熱意を伝えるために最前列を確保しているが、
後方の人が見づらい状況は回避したいので、
可能な限り端に寄っている。
緩衝地帯側に席が増えて、そちら側に人が入ると、
私たちの一画は確実に邪魔になるし、
柵に近い席はメイン側のコーナーが死角になる。
席を拡張する際は、立つ人間を端に寄せる。
通路を使わせてもらえるなら、席は要らない。
そういう内容だった。
最近は、南の密集度が高くなっている。
多くの人が「ゴール裏」を求めているが、
北は敬遠され、南に流れている。
その一方で、
値段が安いために「A席」を希望するファミリー層もいる。
席の配分が上手くいっていないのである。
ボーイズマッチが終わった頃から、
前段と後段を分ける横通路に
席を見つけられない人たちの立ち往生がはじまる。
そして、試合開始1時間前、やっとシミスポが動いた。
後段の規制ロープが移動し、席が解放された。
しかし、前段も動かすのかは、なかなか煮えきらない。
タイミングを失したまま、試合がはじまってしまった。
私は「今日は、このままなのか…」と思っていた。
ところが、
ハーフタイムに先のシミスポが私のところに駆け寄ってきた。
「今からロープを動かして良いか」と言う。
寒かったため、トイレに行ってしまった人が多く、
この状況で席を広げるのは如何なものかと思ったが、
行き場所のない人を放置する訳にも行かないので了承し、
円滑な移動に協力した。
実は、後段が拡張された時点で
すでにロープの結び目は半分ほど解いてあった。
(^_^;)
なぜ彼が私に聞きに来たのか、まったく意味不明だが、
席は、最初から広めに設定したほうが良いのではないか。
半ば呆れつつ、そう思う。
1 件のコメント:
新潟印です。
あの親父は、何も出来ないんですね。
来シーズンから早い対応を御願いしたいです。
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