2008年12月7日

ハーフタイムかよ…!

浦和レッズというクラブ(フロント)は、
まるで学習能力がなくなってしまった。

前回のホーム・清水戦の際、席割りを誤り、
南ゴール裏に人が入り切れないという事態に陥った。
過去にも何度かあったことだが、
サポーターからの要望は、その都度、聞き流されてしまう。
その時も、シミスポは慌ただしく動き出した。
試合開始直前になって、
緩衝地帯への立ち入りを規制するロープを移動して、
急遽、客席を拡張した。

参照「それでも最前列へ」

普通の組織なら、改善が図られるものだが、
やはり、
昨日の横浜戦でも同じ失敗が繰り返された。

入場すると、
緩衝地帯の設定は清水戦とほぼ同じ、
今回もチケットは完売している。

…ということは、
同様に席が足りなくなることは中学生くらいの知能があれば、
誰にでも分かる。

まだ入場が始ったばかりだったが、
私は、顔見知りのシミスポに言った。
「今日は、何時頃にロープ動かすの?」
彼は苦笑いのまま言葉が出なかったが、
私は、席が広がることを確信していたので、
動かす際のリクエストをしておいた。

私たちは、最前列の緩衝地帯寄りを定位置にして、
スタンディングのサポートをしている。
選手に熱意を伝えるために最前列を確保しているが、
後方の人が見づらい状況は回避したいので、
可能な限り端に寄っている。
緩衝地帯側に席が増えて、そちら側に人が入ると、
私たちの一画は確実に邪魔になるし、
柵に近い席はメイン側のコーナーが死角になる。
席を拡張する際は、立つ人間を端に寄せる。
通路を使わせてもらえるなら、席は要らない。
そういう内容だった。

最近は、南の密集度が高くなっている。
多くの人が「ゴール裏」を求めているが、
北は敬遠され、南に流れている。
その一方で、
値段が安いために「A席」を希望するファミリー層もいる。
席の配分が上手くいっていないのである。

ボーイズマッチが終わった頃から、
前段と後段を分ける横通路に
席を見つけられない人たちの立ち往生がはじまる。

そして、試合開始1時間前、やっとシミスポが動いた。
後段の規制ロープが移動し、席が解放された。

しかし、前段も動かすのかは、なかなか煮えきらない。

タイミングを失したまま、試合がはじまってしまった。

私は「今日は、このままなのか…」と思っていた。

ところが、
ハーフタイムに先のシミスポが私のところに駆け寄ってきた。
「今からロープを動かして良いか」と言う。
寒かったため、トイレに行ってしまった人が多く、
この状況で席を広げるのは如何なものかと思ったが、
行き場所のない人を放置する訳にも行かないので了承し、
円滑な移動に協力した。

実は、後段が拡張された時点で
すでにロープの結び目は半分ほど解いてあった。
(^_^;)

なぜ彼が私に聞きに来たのか、まったく意味不明だが、
席は、最初から広めに設定したほうが良いのではないか。

半ば呆れつつ、そう思う。

ニチレイフーズダイレクト

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

新潟印です。
あの親父は、何も出来ないんですね。
来シーズンから早い対応を御願いしたいです。