2008年5月24日

浦和 SP編成

クラブ側の人たちが使う「ソフトな警備」という言葉、
私は、これに違和感を覚えている。

[日刊スポーツ]
浦和がサポーターの安全確保のために
SP(セキュリティーポリス)を編成する。
17日のG大阪戦(埼玉)で起きた騒動を受け、
警備体制の質的向上を図る目玉として
特別警備専門のセキュリティーチーム新設を盛り込んだ。
試合時に待機し、
危険行為が発生した場合に出動するもので、
7月5日の東京戦から導入を目指す。
同チームは数人で編成される予定で、
クラブによる自主警備の一環として計画を進める。
浦和側は「ソフトな警備方針を堅守しつつ、
不測事態に柔軟に対応できるように、
民間レベルで追求することになる」と説明するが、
埼玉県警との協議次第では警察官導入の可能性もあるという。

平時には、表に出て来ない…?
それって、現状の警察官と同じじゃないのか。
あの時も、数名の警察官は役に立たなかった。
基本的に「警備」って、そういうものではないと思う。
危険行為があった段階で出動したら、
それこそ現場は混乱状況に陥る。

冷静に考えてみよう。

あの日、試合開始前の段階で、
問題のあるグループを退場させていたら、
大きな騒動には至らなかったはずだ。
そういう判断ができる人がいなかったことが、
そもそもの問題点なのだ。

問題のあるグループを退場させるのに、
武力を行使する必要はない。
警察官が同行して、浦和の運営が「退場」を命じる。
マッチコミッショナーと連携して、
これに応じるまで試合は始めないと宣言すれば良い。

本当は、これだけのことなんだよ。

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