2008年9月27日

ホームでの強さ

遅くなったが、ACL準々決勝を振り返ろうと思う。

浦和は、アウェイの第1戦を2−3で落としたが、
選手にもサポーターにも、焦りは微塵もなかった。

後に主審が「誤審」を認めてしまうほどの偏った判定が続いた。

しかし、
我々はJリーグの試合でアンフェアなジャッジに慣れている。

セットプレーで3点取られたが、
試合終了間際に2点目をエジミウソンが決めた。
これにより、
ホームで1−0なら浦和が勝ち抜けられる。
埼玉スタジアムなら、我々は絶対に勝てる。
何の根拠もないが、そんな確信があった。

そして、第2戦。
サポーターたちが浦和レッズを勝たせるために
決戦の場に集まってくる。

41790人、
我々には、平日開催なんて関係ない。

いつものようにサポートが始る。

前半の段階で、相手のGKはブーイングにナーバスになり、
ゴールキックの際に耳を塞ぎ、ミスキックを連発する。

浦和が勝つための「舞台」は完ぺきだった。

選手たちも
これまでの不調は何だったのかと思いたくなるほど動く。

前半31分、豪快なシュートで先制すると、
スタジアムは最高潮に達した。
そして後半9分、闘莉王が難しい角度から追加点。
これで決まりだ。

異様にロスタイムが長かったが、
主審の笛が鳴り響くと、
相手GKは座り込んでしまい、しばらく立ち上がれなかった。

中東では、
我々のようなスタイルのサポートを
経験したことが無かったのだろう。

試合中、プレーが途切れる度に神頼みをしていたが、
そんなことでは我々の声・手拍子は止まらない。

絶対に勝つ!

この空気を創ることが出来る浦和レッズは無敵である。

サッカーショップ加茂 浦和レッズ ACL ホームユニフォーム

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