遅くなったが、ACL準々決勝を振り返ろうと思う。
浦和は、アウェイの第1戦を2−3で落としたが、
選手にもサポーターにも、焦りは微塵もなかった。
後に主審が「誤審」を認めてしまうほどの偏った判定が続いた。
しかし、
我々はJリーグの試合でアンフェアなジャッジに慣れている。
セットプレーで3点取られたが、
試合終了間際に2点目をエジミウソンが決めた。
これにより、
ホームで1−0なら浦和が勝ち抜けられる。
埼玉スタジアムなら、我々は絶対に勝てる。
何の根拠もないが、そんな確信があった。
そして、第2戦。
サポーターたちが浦和レッズを勝たせるために
決戦の場に集まってくる。
41790人、
我々には、平日開催なんて関係ない。
いつものようにサポートが始る。
前半の段階で、相手のGKはブーイングにナーバスになり、
ゴールキックの際に耳を塞ぎ、ミスキックを連発する。
浦和が勝つための「舞台」は完ぺきだった。
選手たちも
これまでの不調は何だったのかと思いたくなるほど動く。
前半31分、豪快なシュートで先制すると、
スタジアムは最高潮に達した。
そして後半9分、闘莉王が難しい角度から追加点。
これで決まりだ。
異様にロスタイムが長かったが、
主審の笛が鳴り響くと、
相手GKは座り込んでしまい、しばらく立ち上がれなかった。
中東では、
我々のようなスタイルのサポートを
経験したことが無かったのだろう。
試合中、プレーが途切れる度に神頼みをしていたが、
そんなことでは我々の声・手拍子は止まらない。
絶対に勝つ!
この空気を創ることが出来る浦和レッズは無敵である。
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